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ケータイビデオプレイヤー

 携帯電話にカメラがついてからまだそれほど年数はたってないと思うのですが、急速に進化しています。静止画だけでなく動画まで撮れるようになっているのはまあまあとしても、ビデオプレイヤーになってしまうなんて。しかも自分でファイルを用意できる。これもひとえにそうしたソフトウェアを開発している個人の方々のおかげなんですよね。そんな才能の少しでもわたしも欲しい。

 ということで対応したケータイに機種変更していたので試してみることにしました。

 ケータイ向けというわけではないのでしょうが、メモリーカードでビデオをという規格で SD-VIDEO というのがあるそうです。SD カード限定なのかどうかはしりませんが、今価格的にも大きさとしても一番便利なのでしょうね。値段だけならばコンパクトフラッシュもありますが物理的な大きさは完全に負け。ということでまずは SD カードを用意します。もちろん miniSD でもよいわけです。気をつけたいのは容量でしょうか。ビデオはファイルサイズが大きいので可能であれば対応している一番容量の大きいタイプのほうが安心です。懐具合とも相談になりますがおよそ 1 時間あたり 100MB と考えておけばよいかと思います(ビデオキャプチャした MPEG ファイルの場合)。

 次はメモリーカードの読み書きのための装置、リーダ・ライタです。さまざまな種類のものがでていて値段もそれほど高くはありませんが、わたしが最初に買ったものは結局製品上の不具合と思われる原因で SD カードへの書き込みだけが出来ませんでした。どうやってもダメなんです。で、SD 単体のものを安く買ってきたらちゃんと書き込めました。どこのメーカーがいいとか悪いとかはいえませんが、不安に思ったら信頼のあるメーカーのものを購入するのが安心かとは思います。

 そしてこれが一番肝腎でありがたい存在、『携帯動画変換君』です。作者のページを見るとまったく世の中には困った輩がいるものだなという気持ちを禁じえないのですが、そんななかでもフリーで提供してくれていることに感謝しつつ使わせてもらいましょう。

 もうひとつ大事なのが QuickTime 6.5 以降を入れておくこと。最新版を入れておくのが一番楽かもしれません。

 最後にビデオなりのファイルを用意(別に最後にでなくてよいのですけれど)。PC でキャプチャした MPEG とかを用意します。

 携帯動画変換君を初めて起動するときには SETUP から使うと良いですが、いきなりでもちゃんとそれをしてくれますのであまり気にしなくてもよいようです。そこでエンコード用の定義ファイルを選択します。自分の持っているケータイと同じものがあればもちろんそれを、なければキャリアよりは端末メーカーが同じものを使うと良いようです。

 あとは変換したいファイルをドラッグ&ドロップするだけです。

 うまくいかないときには付属の Readme ファイルの FAQ などをまずはよく読みましょう。そもそも自分が間違った解釈で使おうとしていないか?ということを疑ってみることも大切です。いたずらに作者にメールなどで問い合わせるのは失礼ですから。(実際かなりお疲れのようですし)

 そして出来上がったファイル( *.3g2 )を SD カードのメーカー指定のフォルダに指定のファイル名で置きます。ただ、このフォルダの場所の説明が不充分なものもあるようで、わたしは随分難渋しました。結局はカードのルートからフォルダを作成していけばよかったのでした。メーカーや端末によって異なるようですのでマニュアルやウェブで情報を得てください。

 こうして再生させてみるといやはやなかなか感動ものです。ミュージックプレイヤー代わりにもなりますね。もっともビデオとしてなので端末を折りたたむと止まってしまうのが難点ですが(^^;

 40 秒ほどしかない着うたなんかよりもよほど使い勝ってがよさそうです。問題は大容量 SD カードの入手だな。

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