一堂に期す?
佐久地方の酒蔵が集まってそれぞれの酒を試飲してもらったりという催しが今年もあるらしい。きょうの新聞に広告がでていた。
「自慢の銘柄・名醸を一堂に期して挑みます。」
と、あるのだが首を傾げてしまうのはわたしだけだろうか。たしか昨年も同じコピーだったから流用しただけで、誰も何も考えてないのでしょう。
「期する」とは期待する、前もって深く決意する、必ず実現することを約束する、といった意味。
「一堂」はひとつの部屋・建物、同じ場所、といった意味。
やはり、「一堂に会して挑みます」でよいのでは。もっとも、挑みますというのもやや力みすぎに感じられますが(絶対に金メダルが取れると期待されながらオリンピックに臨むといった場合ならば、挑んでもらっても違和感はないですが。「一堂に会してお待ちしております」くらいがちょうどよいのでは?)。
それとも、
一堂に(会して)、期して挑みます!
という決意の表れなんでしょうか。いやいやそんな力まなくても、て思いませんか?
各社の名前入りで何度か掲載されるのですから、どこかで指摘するなんてことは・・・、ないんでしょうねえ。
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