買い時はむずかしい
先月下旬にオーディオのコンポが壊れてしまった。電源は入るし、時計もきちんと動く。ソースを切り替えればついづいはするけれど音がでない。アンプあたりが壊れてしまったらしい。これまでにもなんどか同じ症状はあったけれど、しばらくすると直っていたので、時間をおいてみたけれどどうやらこんどばかりはだめな様子。
修理をするというにもすでに20年ちかくたっているはずで、いまさら部品があるかどうかもわからないし、あったところでちょっとした新品をやすやす購入できるような値段にちがいない。
そこでさっそくにカタログを集めてきたら、このごろのはみな小さいのである。置き場所があくというのはうれしい。値段もさまざまとはいえ、安いものも充分ある。ただ、安いものは本当に機能を切り詰めてしまっているので、なかなか決めかねてしまう。そうそう使うわけでもないであろう機能はなくても困りはしないと思ってはみても、悩むのだ。
そうこうしているうちに連休の売り出し価格がグーンと元に戻ってしまい、ようやく決断した心に価格がのしかかってくる。もちろん数千円という差でしかないのだが、それでもなのだ。一度あの値段で買えたのに、という気持ちについついまけてしまう。せめてもう少しあの価格に近づいてからにしようか、などと。
さらには、なければないなりきに済んでしまうのだからいっそこのまま、などという気持ちまであらわれてくる。
欲しい時が買いどき、というのはけだし名言。(必要なときもまたしかり)
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