2014.11.27

3月のライオン 2

 たまたま折りよく 108 円だったのもあって購入。電子書籍。少しずつ設定が、環境がわかるようになってきた。なるほどタイトルの意味するところは順位戦をこなす棋士にとって三月というのはそういう季節だからというような意味だったのかと。

 零のおかれた境遇であったりとかも少しずつでてきて、なるほどなるほどと。そして対局の味付けというかにも、なるほどなるほどと。

 穴熊でせっかく入った玉がすぐ出てしまう棋譜展開をとか、さほど詳しくはないわたしでも、そりゃちょっと無茶苦茶な感じというくらいには思う。

 それにしてもなぜ将棋を漫画のテーマに選ばれたのだろう、とは思う。

 続きを読むのは、さていつになるかなあ。

45921451273月のライオン 2 (ジェッツコミックス)
羽海野 チカ
白泉社 2008-11-28

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2014.11.26

水曜日のエミリア

 先月あたりだったかにいろいろ見ておきたいなと思っていた映画をすっかり見逃してしまって少々気落ちしているところ。ナタリー・ポートマンというのでそでも見てみようかということで見る。

 どうやら弁護士で弁護士事務所に就職してそこで男性弁護士にひかれて、気がついたら相手のほうからアプローチされて。でも妻子があってそれもわかってつきあって妊娠して結婚。先妻とはすでに折り合いが悪かったというのだけれど、小学生くらいの男の子は男のほうが引き取っている。ということで、結婚即母。

 けれど、いきなり新しいお母さんといわれたって子供は困るばかりだ。実際やや冷たくあたる。ポートマン演じるエミリアも子供の扱いにとまどって時につらくあたってしまったり。当然それをなじる者もでてくると。学校の送り迎えは水曜日だけがエミリアの領分で、ほかはどうやら先妻のやとっているシッターなのか女性がやってくる。彼女には子供もなついているし、先妻がなにかにつけ口をはさむし、むしろ彼女に敵対するような行動をシッターもとる。

 先妻との折り合いが悪くなったのもあってエミリアを誘い、結婚するまでになったものの、最近はそのふたりの仲も微妙になりつつある。生まれてきた女の子イザベルは三日で亡くなってしまった。自然死とは処理されたものの、後半にエミリアが自分が死なせてしまったのだと打ち明ける。疲れから母乳をあげながら寝てしまい、目が覚めたら赤ん坊が息をしていなかった。救急を呼んで処置してもらったものの助からなかった。赤ん坊の突然死はよくあることなのだと後半にも告げられるのだけれど、エミリアはずっとそのことを悔いている。

 離婚した両親との行き違い、夫婦の間の行き違い、連れ子との行き違い、あれやこれや。疲弊して別々に暮らすことになり、けれどなぜか子供の言動から事態が少し変わり始めて医師である先妻がイザベルの死についてあらためて調査し、間違いなく突然死の症候群であったのだと医師としてエミリアに告げ納得させる。その後夫だった男(離婚したのかどうかはよくわからない)に会いに行くが冷たい対応で結局よりを戻すことでもなく。

 ところが、先妻が結婚するという話から事態がまた変わりはじめてしまい、どうやらまたよりを戻すということで終わる。父親とも和解したり。

 悪くない物語ではあったのだけれど、なんだかちょっと違和感みたいなものが残っていてもやもやした感じ。まあ、結論としては、ナタリー・ポートマンもすっかり大人の女になってしまったのだなあという。

 原題は「LOVE AND OTHER IMPOSSIBLE PURSUITS」。水曜日のエミリアというのは確かに象徴的な彼女の立場を表してはいるものの、ちょっと意味不明なところもあるし、もう少し違ったほうがよいのではないかという感じはする。まあ、原題ではちょっと哲学的な重さがつらい感じでもあるけれど。「OTHER WOMAN」というタイトルも目にしたけれど、それもちょっとなあ。

B005CMGL3Q水曜日のエミリア [DVD]
Happinet(SB)(D) 2011-11-02

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2014.11.25

地震のことを記録しておくよ

 22 日土曜日。22:00 というやや早い時間で早々に寝袋にはいった。明かりも消して寝るという態勢でしばらくしたら背中に感じる揺れの気配。地震がくるなと思っていたら大きな揺れがきて、まあいつものくらいだよねと思っていたらいつになく大きく左右にゆすられて「これは!」と思った。すかさずいつものように時間を確認し、テレビを確認。緊急地震速報がでていたらしい。長野県北部というのでさてどっちだ? と。

 結果的には白馬方面のやつでこちらでここまで大きな揺れがきたのはなかったなと思っていたら、震度 6 弱との報道。長野市とはいってもそれはきっと戸隠方面なのだろうとは思っていたのだけれど、しばらく見ていても一向そういう情報はなかった(翌日の新聞には戸隠でとあった)。平成の合併によって旧戸隠村が長野市になったので範囲が広がり、たいてい長野市で大きな揺れを観測するのは戸隠方面なのだった。

 照明のひもがその傘の大きさをしのぐほどの大きさ、半径 30cm あまりを超えるような大きさで揺れていて、さすがになにか倒れても不思議はなかろうと思っていたほどの強い揺れだったのだけれど、幸い倒れることはなかった。いや、あとになって小物類でバランスの悪いもののいくつかが倒れたりはしていたとはわかった。ただ、棚や箪笥、電気製品などが倒れるようなことはなかった。

 23:00 までの間に比較的大きな余震を感じたものの、そもそもごく浅いところでの地震なので白馬や小谷(おたり)方面で強く揺れるのが主で、ほかではさほど強くはない。どうやら心配はないかと思い、多少の不安も抱えつつふたたび寝袋に。

 ネット接続環境になかったのでタイムラインを見ていたらもっといろいろわかって却って心配だったかもしれない。善光寺あたりでも石灯籠が倒れたとかいろいろでていて、山際あたりまではそれなりの被害が出ていたようだった。

 翌朝になってヘリコプターの音も猛々しく、テレビでも各種映像がでてくるにつけ被害の大きさが。直下で家がつぶれたような家は本当に気の毒だけれど、形は保っていながら内部で様々なものが倒れていて散乱している様子を見るにつけ、あれほど言われても結局家具の固定をしない人が大半なのだなとあらためて無力感を覚えたりもしたのだった。家具にしろテレビにしろきちんと固定をしていたら家屋倒壊でもしないかぎりは倒れることもないし(よほどでなければ)、それによって避難路をふさがれるようなことも防げるわけだが、結局やらなくてはいけないなとある瞬間にだけは思うのだが、のど元すぎればどころか鶏頭的に瞬時に忘れてしまうのだろうなと。なんとも無念だ。

 自宅のほうにしても幸いにして大物が倒れているようなことはなかった。書棚は固定してあったので心配はしていなかったが、前面にあるスライド棚が 30cm あまり移動していたのを見て、さすがに揺れの大きさを再確認したりもした。ほかは温度計であるとか小さなもののいくつかが倒れていたりはしたが、実害があるようなものはなかった。

 心配していた電子レンジとその載っている棚についても幸い無事だった。上が重いのであるいは倒れているかと思ったけれど大丈夫だった。そこまでひどい揺れではなかったというのも幸いしたのだろうとは思う。

 そうはいってもあとになってあちこちうろうろしてみたところでは、神社の瓦が落ちたところとか、古いブロック塀が倒壊しているのも見かけたので、なにかあっても不思議ではないほどの揺れであったのもまた事実なのだろうとあらためて恐ろしく感じたりもする。

 幸いにして白馬にしても死者はなかったということで、怪我や家屋の倒壊などはあったにせよ、命あってのものだねということを思えば、なによりも幸いであったと思うしかない。問題は雪がすぐそこまできている時期ということ。せめて復旧、家財の搬出が雪前に済ませられるとよいのだろうけれど。

 テレビではまたぞろ「日本のどこで起きてもおかしくないのだ」といっていたりするのだが、家具の固定ひとつとってもわかるのは、なんだかんだといっても結局やらないし、そういう考えも続かないのでしょ? ということ。本当にそう思うならいますぐ対策をすませるようにしましょう。被害にあってから思っても遅いのだから。

瓦の落ちた神社

壊れた石塀


#でも、ヒトというのは体験しないと変われない悲しい生き物でもあるのは事実だ。いったい何度やらなきゃって思ったか覚えてますか?

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2014.11.24

アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風

 ようやく読んだ。といっても読んでいる時間そのものはさほど長くはなくて、案外すいすいと読み進めていたのだった。途中にほかのものやらなにやらで中座してしまうことが多くて、そんなこんなでやや時間がかかった。

 ということもあってか、なんとなく細かな内容がすこしおぼろげな感じ。いや、不思議な異空間となってしまったのか、はたまた異空間そのものなのかという状況のなかで虚実入り混じったかのような、どれが現実でどれが現実でないのか。あるいはそのすべてが現実であって現実ではないのか。というような非常に混乱する世界、時間、空間でのジャムとのある種心理戦のようなものが描かれた作品群、といったところ。

 地球のジャーナリスト、リン・ジャクスンに届く不思議な手紙。なぜ届いたのかもわからない真偽不明なその手紙が発端で、人がジャムとなるという不思議な告白。一方でフェアリイでは雪風が突如消えうせてしまったり、人がいたりいなかったり、ここにいたかと思えば次の瞬間には別の場所にいたりと時空が乱れたかのような世界が展開。

 正直、こちらとしてはなにがどうなっているのかつかむことにすらなかなか苦労する。加えてここでは言語についての考察が物語りの主軸をなしているようで、言語論というか言語観というか、意識、といったある種の精神世界的な、観念的なものが生み出す擬似世界とでもいうか。そうした言語をあやつる、言語に操られる展開が続くので物語の進展以上についていくのがなかなか苦しいところも。

 そういえば神林長平はこうした言語についての考察というものを主とした作品というのも多く書いていたのだなと。だから、これまでの雪風のシリーズとは少し違った雰囲気を持っている。少なくともこれまで以上に。

 で、物語はまだまだ終わらない。終わりはまったく見えない。まさしくライフワークで死ぬまで書き続けるのかもしれない。とはいえ、続刊がでるのはまた 10 年くらい先なのだろうか? せめてもう少し短い間隔では読みたいような。いや、たとえ出版されても自分がそれを読むのが遅くなるというだけのことなのか。

 なんとなくこの感覚というのは、この現代だからこそふさわしい作品なのかもしれないと、昨今の社会を見て思ったりも。

4150310246アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)
神林長平
早川書房 2011-03-10

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2014.11.23

謎の彼女X

 たまたまなにかの時の購入でちょっと料金的な事情で不足があって、もう 100 円くらいのがあればなあと探していたらちょうど見つかったのがはじまり。電子書籍だとやたらとやっているなにかのキャンペーンで無料とか 100 円とかのやつだったかと思う。

 実のところ題名だけはどこかで見覚えがあるのだったが、内容はまったく知らなかったのだった。でもちょっとひかれる題名だし、表紙の感じもなんだか不思議な魅力がある。

 で、読んでみたら。

 よだれ不足による禁断症状とか。なるほど。まあ、とにかく謎の彼女である卜部さんが不思議で面白い。前髪が長くて目が見えないのでかわいいのか美人なのか、はたまたそうでもないのかがよくわからない。ときどき覗く片目はさながらゲゲゲの鬼太郎みたいでもあるが、ちょっとかわいさの片鱗を見せたりもする。

 よだれどうこうよりもなぜかパンツに直にはさみを仕込んでいるあたりがまた不思議なのだが、その扱いがなんともかっこよい。はさみを取り出すと必然的にパンツはおろか下半身をあらわにしてしまうというのに、彼氏の椿くんにだったら別にいいかなとか言われてしまったら、そりゃちょっとデレッとしてしまうよね。きっと。

 はじめの数巻は卜部さんが実に不思議な人として描かれていてそこがまた謎な感じで魅力でもあったのだけれど、巻が進むにしたがってややちょっと変だけれど割と普通の女の子という描かれ方に変わってきているようにも思える。そうそうそうしたネタだけでは続かないという事情もあるかもしれないし、当初はコネタ的だったのが、次第にまとまったテーマで連続するようにもなったりして、さてどうこの先展開するのだろうという楽しみも。

 「だって、わたしはそういう人だから」という台詞が次第になくなってきたのも、まあ卜部さんというキャラクターが次第に明らかになってきたということでもあり、逆にちょっと普通になってしまったというところでもあり、ちょっと微妙に難しい。

 一件エッチな方面に進むのかと思いきや、案外そうでもなくてちゃんととどめているあたりも人気のよしなのかも。

 アニメにもなっていたということで少しだけ見ることができたけれど、原作の雰囲気をよくアニメ化しているなと。卜部役の声は新人女優さんということで、ネットには批判の声が多かったようではあるけれど、かえって卜部さんらしいのではなかったかと。

 ちょっとドキドキもありながら、なんだか不思議な世界感が楽しいのだった。なんにせよ、青春はうらやましいよ。

4063144240謎の彼女X(1) (アフタヌーンKC)
植芝 理一
講談社 2006-08-23

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B007V6ODJ0謎の彼女X 1(期間限定版)(Blu-ray Disc)
小西賢一
キングレコード 2012-07-04

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