2014.04.17

上田城跡公園で桜を見る(撮る)

 今年の桜は上田城跡公園へ。アルバムはこれ

櫓門と枝垂れ桜

 本当はもう少し早めにという予定でもあったのだけれど、陽気の関係とかで気がついたらちょうど見ごろになってしまっていた。いや、別に悪くはない。人出が多いかと心配したけれど、多いとはいえ押すな押すなというほどではなかったのでまだよかった。

 なにやらウェディングドレスの女性やらがいて撮影しているのでなにかと思ったが、新郎新婦とカメラマンと助手という感じの四人しかおらず、どうも結婚式場とかのパンフレットとかの撮影だったのではないかという感じ。話している言葉が中国語らしかったのと、なぜか荷物をいれていた袋がカスペルスキー中国のものだったのが謎だった。いや、だからこそ中国から来たのだなと自信が持てたのではある。しかし、なにゆえにカスペルスキー? (カスペルスキーチャイナで結婚式場とかも運営しているのかと思って調べてみたが、そうでもないらしい)

カスペルスキーチャイナの袋

 気温もあがって連日の晴れで長野県内も全体に乾燥していて暑かった。昼前後からは風もでてきてほこりが舞い上がるのが難点。屋台の料理を食べるという勇気は残念ながら持てない。

 この時期以外は観光客も少なくてという事情はわかるのだけれど、付近に食事のできる店が一軒しかないというのはなんとも辛い。お城東側の観光会館隣の蕎麦屋さんしかない。お昼過ぎになっていたのだけれど見ると中にも外にも人の待ち行列。とても無理なので駅前まで戻ってなんとか昼食。

 お弁当持参でいくか、はなから別の場所をきちんと考えていかないと少々大変だ。このあたりは小諸の懐古園だとさほど心配がないのでうれしい。もう少し改善してもらえたらよいのだがなあ。

 一方で基本的に公園内の入場は無料なので気楽ではある。とはいえ懐古園にしても 300 円なので維持管理のためと思えば決して高くはない。そのくらいはあってもよいのではないかとは思う。

 今年はなんだか桜も梅もあれもこれもがいっせいに咲いてしまった感があるなあ。ちょっと足早な春。

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2014.04.16

浜村渚の計算ノート 3 と 1/2 さつめ ふえるま島の最終定理

 5 冊目がでた、というところでようやくにして 3 と 1/2 さつめを読む。きむらさんが 1/2 さつめにというのには理由があるといったことを書かれていたのはもういつのことやら。とにもかくにもこれまでの短編集から変わっての長編。一冊まるまるふえるま島のおはなし。

 なにやら瀬戸内の小島で黒い三角定規がやろうとしているとかの情報を受けて出向くという趣旨で、ところがどうやら別の島に変な刑事に連れて行かれてしまって、その変なホテルでおきた奇妙な事件に関わることになるということで。

 フェルマーというかフランスの数学者そろいぶみという感じで展開する物語は閉鎖空間でのある種の密室事件。まあなかなかおもしろい具合にまとめてくれてます。ヒントは確かにあるし。ただなんとなくイメージが十分わかずに読んでしまったので、あまり格別の思いもなく「そうなんだ」というくらいで読んでしまったのですが。

 フェルマーだからといって最終定理(大定理)が直接絡んでくるといったとんでもない展開はさすがにないわけで、事件そのものの解決はやや数学とは無縁といってもよいのでは。島の謎という意味においては数学的なところが使われているのだけれど、まあそういわれればそう判断できなくはないけれど、そういう謎解きをしろといわれてもなかなか容易ではないのではないか、などとも思ってしまったり。

 なぜそれが使われるのかという必然性があまり実感できないと、とってつけた感がしてしまうのはあって。いや、ぼんやり読んでいたのもあるので、あまりどうこうは言えないのもある。

 いずれにしても、まあ長く楽しめたのは確かで、渚の子供からちょっとだけ少女になりかかった感じとかも面白かったけれど、どちらかというとオイラーさんのほうにひかれるものがあったりとも。ぜひとも今後も活躍させていただきたく。

4062773015浜村渚の計算ノート 3と1/2さつめ ふえるま島の最終定理 (講談社文庫)
青柳 碧人
講談社 2012-07-13

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 作者がすすめているのがこれ。証明そのものよりもドキュメンタリーらしい。

4102159711フェルマーの最終定理 (新潮文庫)
サイモン シン 青木 薫
新潮社 2006-05-30

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 当時買ったのはこれ。でも、ちんぷんかんぷん。(再読に挑戦してみるか!)

4062570742フェルマーの大定理が解けた!―オイラーからワイルズの証明まで (ブルーバックス)
足立 恒雄
講談社 1995-06-15

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2014.04.15

うなだれる

翁草


 ふわふわ。

 もこもこ。

 恥かしがりやさん。

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2014.04.14

ワープする宇宙 5次元時空の謎を解く

 単行本が出版された当時、ちょうど NHK の番組を見たりしたのもあって是非読みたいと思いつつ、時間がたつとその存在を忘れてしまうという都合のよい病を発症し今頃になってしまった。しかも、ソニーの Reader Store からの電子図書券とかをもらったことを契機に、どうせなら使っておくかと見ていたところ、折りよく半額くらいの値段になっていて「これは買うしかあるまい」となかば勢いで買ってしまったのだった。

 ではどうだったかというと、正直にいってよくわからなかったとしか言えない。うたい文句としては「数式を使わずに解説された良書」ということなのだけれど、それだけに延々と文字だけで解説されてしまうので逆によくわからないという感じがする。

 加えて理論そのものの解説よりも、それがどのように誕生したのかといった周辺情報が案外多かったり、それとの自身のかかわりなどが入ってきたりでどうもぼやけた感じがしてしまう。難解な言葉がでてくるのは仕方ないし、それはそれなのだが、いっそもう少しそのあたりも噛み砕いた表現にしてくれたらよかったのではないかとは思う。

 全体のほとんどは基礎理論物理学の諸論理 理論 の解説。相対論、素粒子論、そしてひも理論へと解説が進むのでテーマである次元の話は冒頭の部分と末尾のあたりだけなので、そういう意味では前説が長くてというところも。とはいえ専門家に話すのではない以上はその前説は必要ではあるのでなんとも難しいところ。

 そもそもそれぞれの話だけで一冊の本が十分に(いや十分すぎるほど)書けるのだから無理もない。

 で、ごく簡単に言うと、つまり「わたしたちが暮らしているこの宇宙は 4 次元時空ではなく、5 次元時空かもしれない」という話。あるいは、もっと多い 10 や 11 次元時空なのかもしれないと。

 なぜそうなのかといえば、重力、電磁気力、弱い力、強い力のこの世界を作る 4 つの力のうち、なぜか重力だけが異様に小さいことを説明するには、上位次元の中に存在する 4 次元時空だからと考えると説明がつきやすいからということらしい。すなわち重力だけは外の時空を含む世界全体に影響しているのだが、それゆえにこの時空内では力が弱くなってしまうということらしい。(まだよく理解できてない)

 で、このあたりの雰囲気はアボットの「二次元の世界」などを読んでいるとなるほどと思えるところもある。4 次元時空(あるいは 3 次元空間)に生活するわたしたちにとってなぜそれ以上の次元を想像することがなかなか困難なのか。けれども、 2 次元や 1 次元は容易に見ることができるし理解することができる(見るといってもそういう世界が存在しているというわけでは必ずしもないけれど)。

 2 次元空間世界に 3 次元空間の物体がやってきて通過したとしても、そこでは 2 次元の物体としてしか認識できないので、それ以上のものとして理解することが困難であると。(あー、やはり文字だけで説明するとなんだか意味不明になりそうだ)

 いずれにしても重力だけが極端に弱いという理由を説明するために、この世界が 5 次元時空以上の世界であって、その中に存在する 4 次元時空のいわば膜のようなブレーンと呼ぶ存在の中にわたしたちが生きているのではないか。という話なのだった。

 で、どちらかというと電子書籍版のおまけとして収録された、ヒッグス粒子発見のニュースを受けての寄稿文のほうが案外面白い。ヒッグス粒子とはどんなもので、それを探すにはどうしなくてはならず、実際どうやって探そうとしていたのかというあたりが説明されていてなかなか興味深い。

 ヒッグス粒子は誕生してもすぐ消えてしまうのだそうで、直接観測することが非常に困難。いやまず不可能ということらしい。そのため消えてしまう際に他の素粒子に変化するのだけれど、この物質を捉えて分析することで、ヒッグス粒子から変化したものなのかどうかを確認しようとしていたのだとか。

 ということで、基礎的な理論物理学の素養をある程度もっているという人なら、もう少し理解を深めることはできるのかもしれないけれど、まったくのずぶの素人が読んでもさっぱりということになりそうな本ではあります。NHK であらためてわかりやすい番組を作って欲しいところ。

B00G5IQOH4ワープする宇宙 5次元時空の謎を解く
リサ・ランドール
NHK出版 2007-06-28

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 絶版だけど。

4061179152二次元の世界―平面の国の不思議な物語 (ブルーバックス 315)
E.A.アボット 高木 茂男
講談社 1977-05

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2014.04.13

サイタ サイタ サクラ ガ サイタ

桜開花


 桜前線は長野県をすっぽりと置き去りにして東北へ進んでいってしまう。そうして少しずれて飯田や伊那といった南信から徐々に北上していく。アルプスなど山岳地帯に周囲ぐるりを囲まれた長野県ならではの季節感。この時期冬日予想がでたりするのも長野らしい。

 そうこうしているうちにようやく開花宣言がでて、少し早い樹ではそこそこ花を咲かせてしまっている。まだまだつぼみのままという樹も少なくはないのだけれど。

 この先は気温もやや高めで天候も安定しているようなので、一気に開花が加速しそうな気配。梅も満開状態だし、杏も満開。東北の春は一気にやってくるとはいうけれど、長野も東北みたいなものであるなあ。

 ムスカリとかヒヤシンスとかオオイヌノフグリとかヒメオドリコソウとか、あれもこれもが一気に咲き出して、いよいよ春本番という雰囲気に。

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