立春に上弦の月

立春に上弦の月


 立春は過ぎたけれど、寒暖の波大きく。

 春になったり冬に戻ったり。

 月はなにを見ているだろうか。

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大雪の名残

屋根からずり落ちそうでずり落ちないで垂れ下がる大雪の名残


 がんばっています。

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ザップニュース集計 (2013 年 7 月- 2016 年 12 月)

ザップニュース集計 2013/07-2016/12


 ふと気が付いたら先月末の集計を忘れていたらしい。確かにすこしバタバタしていた。

 ということでだいぶ遅くなったけれど集計を。アメリカの勢いがいくらか弱くなり、フランスの勢いがなにやら増している感じ。あれほど勢いのあった韓国も今では静かなものだ。

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2016 年秋アニメで見たもののまとめ

 2016 年秋アニメで見たもののまとめ

■響け! ユーフォニアム2
 安定の第二期。京都アニメーションの真髄を発揮したのかというくらいのよい出来で終わりを迎えた。コンクールにいたるまでの部員同士の関係や悩みやもろもろもよかったのはもちろんのこと、コンクールでの演奏シーンにはひとかどならぬ努力のあとがみられ、音楽と楽器演奏の運指がぴったりとシンクロしていてもはや神技かという領域に。
 1話冒頭のシーンが冬だか初春だかというまだ寒い季節のようで、はたして最後にそこまでたどりつくのかと思ったものの、しっかりと(とはいえ最後はやや飛ばし気味ではあったけれど)つないでまとめあげたという。
 原作がよいのもあったのだろうけれど、実にきっちり仕上げた名作になったか。

■信長の忍び
 不覚にもスルーしていたのだけれど、某所で知ってみてみたらこれが面白い。ショートアニメなのでするすると展開するし、ギャグのいれかたがなかなか絶妙。幸いにして一挙配信になっていたのをまとめてみたので気が付けば最後までいってしまった。
 いや、どうやらこれは 2 クールもあるようで、冬も続いているようだ。一番のお気に入りは「ツンデレのねね」。

■ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢高校
 第3期はこの決勝戦だけで 10 話で終わったのだったか。途中で声優の田中一成さんが亡くなったというニュースが流れ、途中で交代してしまうのかと、やはり慣れ親しんだ声を失うことの不安が。結局かなり収録はされていたらしく 9 話くらいから交代されたようだったが、亡くなったこともあってだったのか、あまり出番はないような印象だった。
 ただ、決勝戦だけで 10 話を使うというのはさすがにちょっと長すぎたような印象もあるが、 5 セットマッチなのでそれなりだったのか。これまでが長かっただけにちょっと物足りなさを感じた視聴者は多いかもしれない。

■夏目友人帳 伍
 安定の作品、といいたいところだけれど、さすがにちょっとだれてきた感じが。確かに世界観や人や妖とのつながりや交流といったものは相変わらずであるし、そこは心地よいのではあるが、相変わらずが続くにはちょっともう十分かと。
 ということでやっていれば見るが、あえてということもなく、仮に見逃しても惜しくはないかという段階にきてしまっているような気がする。個人的には。

■バーナード嬢曰く
 趣旨はおもしろいし、楽しくみたところはあるのだけれど、いかんせんこれはアニメ向きではなかったなというのが正直な感想。マンガとしてこちらが十分な時間をとって画面を読み取る余裕があってこそ伝わる内容が多いのに、ショートアニメということもあって、やたらと忙しいためになにが書かれていたのか読めないままに進展したりして本末転倒。せめて、そのあたりに配慮のある作品作りであったらまた違ったかもしれない。

■魔法少女育成計画
 「まどかマギカ」を狙ったのかと思ったけれど、ただの魔法少女候補生といって集めておいて殺し合いをさせるだけの作品に成り下がっていた。よほど「バトルロワイアル」のほうがまだまっとうな(いや十分不当ではあるが)理由によっていたようにも。不愉快なだけに終わった。

■ステラのまほう
 なにが面白いというほどではなかったのだけれど、なんとなく行き着く先を見たくて見てしまったという感じ。おじさま絵ばかり描きたがる女の子をはじめ不思議少女満載なところがちぐはぐな感じでよかったのか。
 とはいえ、これだけ短期で同人ゲームを作ってしまう素人女子高校生というのは少し無理があるようには思ったりも。プログラムはゲームツクールみたいなものでも使わないと無理なのではとは。

■TRICKSTER - 江戸川乱歩「少年探偵団」より -
 なにやら 2 クール目もやっているのだが、「少年探偵団より」とかいっているけれど、よっているのは名前だけで、設定にしても内容にしてもまったく関係もなく、ドラマですらなくただの SF もどきであった。これを 2 クールもやる理由がわからない。ほとんど某著名な歌手の手前なのではないかと思うくらい。

■終末のイゼッタ
 ずいぶんと前評判はよく、実際はじめは「これは!」と期待させる展開であったのに、だんだんとおかしなあ方にいってしまい、クローンがでてくるに及んでとうとう終わった。終盤バタバタと展開させて収束させてしまい、もう少ししっかりとした企画で作品を考えるべきだったのではという残念感ばかり残る作品になってしまった。もったいない。

■おくさまが生徒会長!+!
 相変わらずのコメディなのでまあ普通に楽しめたのだけれど、ちょっとサービス方向に無理をしすぎて本来的な物語の面白さを損なっているのではという嫌いも。いや、原作ままなら仕方ない。

■灼熱の卓球娘
 途中から見て、一挙配信で遡ったというさくひん。絵柄はちょっとつらいところもあったけれど、卓球スポーツ根性ものみたいなところに、いろいろツボを刺激するネタを仕込んでいるというなかなか面白い作品だった。

■ナゾトキネ
 謎解きアニメなのだが、時間が短いのでリアルタイムに一緒に考えるというのはまず不可能で、で、それがなに? という感じの展開なのでさっぱり意味不明な作品だった。しかも、終わり方がまだ続くよなあというもので。やめたほうがよいのではなかろうか。無駄にエロい展開も意味不明であったし。

■ろんぐらいだぁす!
 一挙放送を見て案外いいかなというので見始めたが、例によってこの秋は放送を落とした作品が多くてこれもそのひとつ。秋クールでは最後までいけずに終わり、残り 2 話は年明けて 2 月くらいに放送になるとか。
 いささかサイクリングのステップアップが無茶な感じがするのは仕方ないとしても、それにしてもというところがないではない。自転車の描き方はずいぶんと丁寧にされているなという印象はあった。みんなで走っているとギア比の違いまで描かれていたので。

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「イシャーの武器店」

 本が好き!経由で献本していただきました。ありがとうございます。

 訳者あとがきを読んである程度納得したところはあるのだが、正直今一つ消化不良な感じの読後感。突如出現した謎の武器店。誰でもはいれるということではないふしぎな店で、なぜかそこに入れてしまったマカリスターという新聞記者。ただ、扉を開けて店にはいっただけだったはずなのに、彼は 7000 年の時空を超えてしまっていたらしい。が、彼の物語はそう長く語られることはなく終わり、たしかに合間に少し登場したりはしたのだが、正直すっきりとした決着がついたとはお世辞にもいえないような気がする。

 続く物語は武器店に乗りこんで問題とされてしまったとある店主の息子が家をでるはなし。なぜか武器店の若い女性がそこにからんできてまれなる才能が披瀝されるのだが、それがゆえに陥穽にはまりこれでもかというくらいの苦難の道を歩み始める。全体のおよそ 3/4 は彼の物語ではなかったろうか。

 その中にはこの世界をつくっているイシャー帝国の構造と、いつの時代にもあるのであろう老害問題が登場したりもするが、正直いまひとつ実感にはとぼしいようにも。そして、帝国や社会はたまた世界構造への対抗手段的な集団が武器店という発想のふしぎさと面白さ。さながらそれは自由社会アメリカの誕生とも結びつくのだろうかというところは感じる。

 罠にかかりせっかく儲けた大金もすべて巻き上げられ、あげく永遠とも思われる過酷な労働へと追いやられようとしていた男がいかにして復活を成し遂げるのかというあたりは面白味もあるのだけれど、今一つしっくりこないところもある。

 そうした違和感の原因のひとつは、文章にもありそうだ。人物の行動などはその経過があらすじ的であろうと順を追ってどこへいきなにをしてどうなったと書かれるものではあるのだが、どうも中途を端折ってしまっている箇所がなんどもあって、どうにも読んでいてつながりが悪いのだった。

 とあるところで会話していたら次の段落では意味の通じない文言が並び、少し読んでからようやくどうやら別の場所でのできごとらしいとわかる始末。移動している描写といったものがないところがなんどかあるのだった。こうなるとどうにもすんなりと物語にはいりこめない。ヴォークトの他の作品でもこうした経験はまずないと思っているのだが、いったいどうしたわけなのか。

 最終的に、彼がなぜ復活を遂げたのかについては一応の説明はあるし納得ができないではないものの、やはりどうにもしっくりしないし、説明不足的なところは否めない。まして冒頭のマカリスターにいたっては結局なんの解決もされていないのではないかというままに終わってしまった。

 では、これは「武器製造者」に続くのだろうと思ったらそうではないという。書かれたのもこちらのほうが後であったとか。名作とうたわれてはいるものの、どうも一読しただけではやや意味不明な感じであるのは素直な感想なのではなかろうかと。特殊な世界観のせいもあるのかもしれないが。

 あるいは武器店の幻影に惑わされてしまっているだけなのか。

 ということで一読しただけでは評価の難しい作品であるというのが現状の評価なのだった。要再読。

 そうそう「新版」であって「新訳」ではないことには注意しなくてはならない。

4488609155イシャーの武器店【新版】 (創元SF文庫)
A・E・ヴァン・ヴォークト 沼沢 洽治
東京創元社 2016-12-21

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