「たんぽぽ娘」(ヤング)

単行本がでたころに気になっていたのだけれど、そのまますっかり忘れてしまっていた。この頃なにかのきっかけで出会ったので、いや、思い出したバーゲンブックにでてきたのでこの機会に買おうかと見ていたら文庫もあってそちらでよいかと半額になっている単行本ではなく文庫を買ったのだった。

で、読んだ。

表題作「たんぽぽ娘」は実によい。確かにメリルが惚れるのもわかるし、伊藤典夫さんが惚れるのもわかる。実によい味。

で、全体として思うのは、ファンタジー系の作品はよい味を持っているけれど、それ以外の作品はどうもあまり好きになれないなということ。なんだろうな。小難しい言葉をつらねたら SF? みたいな感じがしてしまう。

対して「たんぽぽ娘」をはじめとしたファンタジー系のものは、小難しいことはいっさいなく、仮に科学的に設定を検証したらいろいろ矛盾とかあるかもしれないが、そういうことを感じさせない物語のよさというものがあるというか。柔らかく平易な文章でつづられる物語の最後に、あっと思わせるなにかが待っている。

それは、時間 SF 特有のものかもしれないけれど、そこでハードな設定云々を言い出すと物語としての面白さを損ねてしまう。あくまでも物語として素直に楽しむべき作品たち。そういう作品こそヤングの真骨頂なのかなと。

ということで、好みにあうのはわずかではあるが、ヤングの世界を知る一助ではある。次の短編集という話にも触れられてはいるものの、すでに 10 年あまり経過しているので、なかなか難しいのかもしれないかな。

 

たんぽぽ娘 (河出文庫)

 

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ffmpeg は WSL2 で使え

基本的には Windows10 の Powershell で使おうと WSL2 で使おうと問題ないのだろうけれど、ffmpeg でストリームの言語設定などするのであれば WSL2 でということ。

昔テレビ録画を DVD にしていたのだけれど、ファイルにもしておこうかということで少し処理していた。たまに映画とかで二か国語にしているのもあったのだけれど、音声ストリームの言語設定をしようとしてもエラーになってダメだった。

ffmpeg -metadata:s:a:0 language=jpn

などとするのだが Powershell ではエラーになる。

もしやと WSL2 でやったら問題なかったので、どうやらこれは Windows 側に問題があるのでは?

詳しいことはわからないが、とにかくそれでうまくいくので今後必要があれば WSL2 側で。

また、もう一つ妙なことがあって、ストリーム一番目の言語に default が設定されているのに、標準の再生アプリ「映画・テレビ」で再生すると default でないほうの音声が選択されてしまう。

Power DVD を使うとちゃんと default 音声を再生するのでこれもアプリ側の問題ではないか。もちろん、変更はできるとはいえ、毎度変更しなくてはならないのでは不便。ためしに default を入れ替えても同様だったので完全にダメ。

いずれにしても ffmpeg をしっかり使いたいなら WSL2 で使えと。

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2021 年秋アニメで見たものまとめ

■逆転世界の電池少女

 はじめは見ていなかったのだけれど、数話過ぎてからたまたままとめ配信になっていたので見たら案外よかったので結局最後まで。いや、これまだ配信では終わってないな。

 最終話が配信になった。悪くはないけれど、良いというほどでもないというか。デンキ街の本屋さんというか。まあ、好きは大事にしていいじゃないということかしら。それ以上でもそれ以下でもなく。

 まあ、かわいいは正義ってことでしょうかね。物語としては、さほどということはなく終わったけれど、悪くもないということで。

 

■月とライカと吸血姫

 これもまたはじめは見ていなかったのではなかったか。基本は悪くないのだけれど、とにかく設定と物語そのものを思うと「なぜ作った?」としか。

 米ソのかつての宇宙開発競争を架空世界での物語にしているというはまあわかる。吸血鬼なんて出すにはそうでもしないと困ると。が、なぜか舞台は完全にソビエトであるし、地名もそれっぽく、はてはロシア語まんまを画面に出してくる。音楽もソビエトっぽさを意識。そこまでするなら架空でなくてよいではないか。

 単純に開発史のアニメ化でもよかったのではないか。吸血鬼の女の子が実験用のパイロットにされるということを描きたくて、で、恋愛物語で終えたかったというだけで、であればなぜソビエトにそこまでこだわる必要があるのかと。

 さすがにソビエトままにしたら批判がでるという判断なのだろうけれど、であればと。よほど実録アニメにしたほうがもっと受けが良かったのではないかという残念さ。キャラとか展開そのものはそう悪くはなかったのに。いや、最後のあれはちょっとなあ。小さくまとまりすぎた。

 エンディングテーマの「ありふれたいつか」だけは、とてもよかった。

 

■白い砂のアクアトープ

 夏から引き続きの 2 クール目。がまがま水族館がなくなって新造されたティンガーラに就職してというクール。がまがまでだしていた要素のすべてがどこかにいってしまいなんのためだったのか感が強い。キジムナーの存在。がまの存在。くくるの亡くなった家族のこと。がまがま飼育員たちやキャラクターの個別エピソードもスルー。

 あらたなキャラクターも結局扱いが弱くて、いきなり環境問題。最後は水族館ウェディングでタイトル回収。つまりこれをやりたかっただけにしか見えないし、それすらも薄い。どうなってしまったのか。P.A.Works。

 がまがまとティンガーラとで対比させることの意味はわかるものの、ただ新旧を並べたところでさほどの意味は見いだせない。風花の扱いも同様。全体の構成に失敗しているとしか言いようがない。がまがまだけでもよかったし、ティンガーラだけでもよかった。あえて両者をというのであればがまがまを半分くらいにしてティンガーラをもう少し厚くするべきだったかもしれない。

 また、最後に研修から戻ってくるという二年後がはいるが、これは余計だったとしか。あらたな旅立ちで終わってよかったのではないか。それでいけたら劇場版とかで二年後を描けばよかった。

 次は原作に手を出してしまうそうだが、悪い予感しかしない。「SHIROBAKO」や「色づく世界の明日から」みたいにはもういかないのかしらね。

 

■テスラノート

 話題にのぼっていたので見てみたのだけれど二話でやめてしまった。3DCG で作られているのだけれど、がんばりはわかるけれど放送に耐えるレベルではない。物語そのものも陳腐すぎて見ていてつらい。さらには作品世界の設定すら満足にできていなくてとてもではないが。

 ちゃんと設定考証はしましょうね。

 

■マブラヴオルタネイティブ

 これもなにやら話題らしいのだけれど、見ていてつらいのでやめてしまった。お願いだからゲームをアニメ化なんてやめて。

 

■takt.op Destiny

 これもスマホゲームの宣伝アニメだった。設定も不可思議だし展開もだし。音楽がテーマになっているもののさっぱり作品に関わってこない。「マクロス」にはとてもなれない。そして、あの終わりでは。

 本当ゲーム業界がアニメ化にかかわるのもうやめて。これ以上貴重なアニメ制作会社の労力を奪わないで。

 

■最果てのパラディン

 原作好きな人のはなしが聞こえてきたので見始めてみた。展開のゆるさもあって4話くらいでやめてしまった。うーん。

 

■異世界食堂2

 何の気なしに見てみたら思いのほかよかった。ついつい一期も見てしまった。ああ、こういうのがいいのよ。異世界ものではあるけれど転生するなんていう変な設定がいっさいない。もめごとはあっても争いはない。日本のどこかにあるレストランへと通じるドアが異世界のあちこちに週に一度だけ出現して、異世界の人が食べにくる。言ってみればそれだけ。言葉が通じるとか味覚が同じとか、まあいろいろ不思議なところはあるけれど、そういうのはなんとかなっている世界という設定なのだから文句はないし、つべこべ言うなという感じ。

 ひたすらごく普通な食事が提供されて、みななにかひとつに思い入れて毎度それを食べにくるという話。実に平和。そして、おいしそうな作画。こういうのがいいんだよ、とうれしくなった。

 

■先輩がうざい後輩の話

 Twitter で漫画が話題だったけれどあまり見てはいなかった。アニメになって見るとなるほどこっちが先輩が、とか気づく。実にテンポのよいコメディ。構成も悪くない。オープニングもエンディングもよい。

 深くはないけれど、コメディはそれでいい。絵柄もかわいいのでのんびりできる。惜しむらくは最終話。ここだけちょっとつけたしのお仕着せのような展開。同じままで終わってよかったのになあと少し残念。「うざい!」というセリフに持ち込みたかったのはわかるのだけれど。

 内容てきにはどちらかというと主役ふたりよりも、周辺の風間君と桜井さんのデレデレっぷりが多かったので、早くつきあっちゃえよという感じではあった。

 

■86

 三か月のインターバルを置いて再開したものの、休止が多く、最終的にはどたんばの最終二話は三月放送という体たらく。もうやらなくていいですといわれても仕方ない。

 世界観の設定もあやふやであるし、マシンの描き分けができなくて、敵味方の区別がまったくつかないとか致命的。なぜレギオン側の機体がいくらでも補給されてしまうのか、はたまた新造マシンまででてくるのか、謎。人がいるわけでもないはずなのに。自立機械が設計もして工場も作って増産でもしている?

 展開もコマ送りみたいでじれったいし、せっかく見せ場ができたかと思っていたはずのレーナが、まったく登場しないとか。もう全部終わってから放送してくれないものか。頼むよ。というところ。

 

■海賊王女

 配信が FOD 独占ということで盛り上がりに欠けたどころかさっぱりになってしまった。そもそもクランチロールとの契約で制作したという印象なので先に海外配信があって終了してから日本での放送。早い人はクランチロールですでに見てしまった人もあったようだ。

 作画はもう究極かというくらいのすばらしさで、「魔法科高校の優等生」スタッフはこれを見て反省せよというくらいだったけれど、いかんせん構成がいまひとつ。

 というのもおそらく海外からの注文に答えていてこうなったのだろうという印象。海外受けする忍者を出したり、コメディ要素を毎回たくさんいれろとかいうのもおそらくあったのではないか。不要なくらいにギャグが多かった。これではアクセントにはならない。また、欧州舞台でジャンヌダルクを出したり、謎の透明な石をだしたり、エデンだのなんだの。もりだくさんにしすぎて一応の解釈はされるが時間が圧倒的に不足してバタバタしている。

 せっかく作画のよさも物語の設定の面白さはあるのだから、丁寧に描いていたらもっともっとよい作品になったはず。また、独占配信などにせずにいたらもっとたくさんの人に見てもらえて結果評価も高かったろうに。独占配信は首を絞めるだけというのに。まことに残念な最後に駆け足でたどりついてあとには何も残らなかったという残念な佳作に終わった。もったいない。

 

■ブルーピリオド

 途中から話題を聞いてテレビを録画した。たしかによかったけれど、連載中ということもあって、半端に終わらざるをえず物語的にはもやもや。絵画をテーマにしているだけにアニメーターさんに受けはよかったようだけれど、それだけにそこで終わってしまった感は強い。ちょっとアニメ化を急ぎすぎたのではないか。

 

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MS-DOS 時代のデータをコンバート

ふと MS-DOS 時代の MS-Works ほかで作っていたファイル群は、もはやそのままでは閲覧も編集しなおすようなこともできないのだなと思い、現代にコンバートもしておくかと作業した。

もちろん、ダメならダメでもはや記憶からも失われているであろうことも多いから、それでもいいかと思ったりもしたのだけれど、まあ、やれるだけはやってみるかと。

古いデータでは、MS-Works の各種データが大半で、あとは Excel97 と Word98、そして変わり種で DTP ワープロ JG。

Works は Windows95 時代の Windows 版もあり、この段階を経て Office 系や最近の LibreOffice へと読み込んで OpenDocument 化することもできた。文書データ、表データ、データベースデータとそれぞれにちょっと特徴が違っていたので段階はそれぞれによった。

文書は基本的にテキスト、works、word、OD に変換。Word も 98 と古すぎるので今後は LibreOffice がメインになるかと思う。

集計表データもテキスト(csv)、xls、ods に変換。

データベースは FileMaker を持っているのだけれど、これすらも現行バージョンはもっていないしということで基本 csv ファイルで持つことに。

古い Windows98 くらいのツールについては Windows10 では動作しなかったりなので Virtual Box の XP 環境で処理。こういうときに仮想環境はありがたい。

最後の難関が JG。いろいろ調べてやってみたもののテキスト以外はどうもうまく残せない。ドロウデータを画像として保存する機能がない。JG で印刷することしか考えられていない。当時の一太郎とかほかのソフトのデータをインポートすることはツールで対応しているものの、外に出すということは一切考慮されていない。

まあ、拡大縮小しても滑らかな描線を維持できる特異なソフトであったので、当時そういうのは専用のものを除くとまだそれほど多くなかったのも影響しているのか。

また、すでに開発・販売していた会社そのものが無くなっていて、どうやらソフトの権利関係すらあやふやなままであるらしい。もはや、どうにもならない。

ポストスクリプト対応プリンタへの出力ファイルにすればいけるかという情報もあったのだけれど、どうも不完全な結果にしかならなかったので、あきらめるしかない。まあ、幸いにしてファイル数は少ないので。閲覧だけならば 98 エミュレータで動作している。プリンタへの出力は、そろそろ対応プリンタという点で不安があるけれど。

今後も適宜そうした作業が必要なのか。本当に必要なファイルはそう多くないのだろうけれど。画像ファイルとかも古いフォーマットだとだんだん怪しくなってくるのではという不安も。

とはいえ、10 年以上前とは思うけれど、思い切って古い 8bit 16bit マシンといった環境をエミュレータに残しておいてよかった。

それにしても増大する一方のデータ。しかし、自分がこの世を去ったならば、もはやそれも無用のものとなってしまうのだよなあと思うと、このままでもよいのかと思わないでもないのだった。

ま、元気でいる間くらいは。

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「魔法科高校の劣等生 来訪者編」の前合わせ

話数確認を怠ってしまったのだけれど、ピクシーに着替えをさせて深雪、ほのかと一緒にパラサイト捕獲に向かうというところ。

着替えるピクシーがまずはメイド服を脱ぐのだけれど、その合わせが脱ぐときには右前とみられる。

20211026-194430s

 

ところが脱いだ後に畳んで椅子に置かれた様子を見ると、どうやら左前ではないかと。

20211026-195128s

この畳み方がちょっと変なので定かには言えないものの、通常こうして置いた場合カチューシャの置き方から見ても首の方向が奥にあって、裾側が手前にあるように畳まれていると見るべきかと。が、合わせ部分の重なり具合が左前になっているので、齟齬が生じてしまう。

そもそもメイド服ならばよほどでなければ現状左前に作られているだろうから、脱ぐときの合わせは間違いかなと言えるのだけれど。それをよしとしても畳まれた後の様子と食い違ってしまうのは残念。

ま、ささいなこと。

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